会社の代表メールアドレスに届くメールが、気づくと営業メールで溢れている…。そんな困った経験はありませんか?
中には、営業メールや登録した覚えのないメールマガジンばかりで、大切な顧客とのやり取りメッセージが見つかりにくい、そんなお悩みもありますよね。
今回はそのような事態を避ける方法と、対策についてご紹介します。
目次
メールアドレスへの営業メールを減らす方法5選
① サイト上にメールアドレスを「公開しない」
HTML上でinfo@example.com
のようにテキストで公開していると、ボットに自動収集されてしまいます。やむを得ず公開するなら、以下のように工夫しましょう。
👉 方法例:
- 「info[アット]example[ドット]com」と記載(ただし人力には無力)
- JavaScriptで動的に表示させ、HTMLソース上に載せない(例:文字列を分割して結合)
- 画像でメールアドレスを表示する(完全な対策ではないが効果あり)
② 迷惑メールフィルターの設定を強化(Gmail / Outlook / 独自ドメイン等)
▸ Gmailの場合:
- 「迷惑メールとして報告」で学習させる(精度向上のため)
- フィルタ設定で営業っぽいメールを自動でアーカイブや削除へ
▸ 独自ドメイン(例:info@example.com)の場合:
- サーバー管理画面(例:ConoHa、さくら、Xserverなど)で迷惑メールフィルター強化が可能。ただしフィルターの精度が強すぎると、顧客メールが振り分けられてしまう危険性も
- 特定のワード(例:資料送付・提案・パートナー等)を含むメールを自動振り分け・破棄する
③ メールクライアント側の振り分け・ブロックルール活用
- 送信元のドメイン(@sales-marketing.jpなど)や件名に含まれるキーワードで自動振り分けをする
- OutlookやThunderbirdでも詳細ルールが設定できるので、活用する
④ 問い合わせ専用アドレスを別途で運用(中小企業でも有効です!)
- 公開用メールを
public@~
にして、定期的に破棄・変更する - メインの業務用(
info@~
)は公開せず、フォーム経由または紹介限定にする
⑤その他
- 無断でメルマガ登録されたら、こまめに解除し、溜まらないようにしておく
- 定期的に営業メールの中身をチェックし、今後は送らないように要請する
- 営業メールが多すぎてキリがないようなら、メールアドレスを新規で作成し、今後はそちらを使用する。
まとめ
- メールアドレスの公開方法を見直す
- スパムフィルター(Gmail/サーバー)でキーワードブロック
- 長期的には、問い合わせはフォーム経由限定にし、アドレス公開をやめる
- 最終的には人力で一つ一つ排除し減らしていく
以上、メールアドレスに営業メールばかりが大量に届く事態となった場合の対処法をお知らせしました。よろしければ参考にしてみてください。