ホームページ制作でよく使う知識や用語についてわかりやすく解説します。
初めてWebサイトの制作に関わることになったりした方は、初めて聞く用語とたくさん出会うかもしれません。
Webサイト制作における混乱や不安を減らすためにも、Webサイトに関する言葉を知っていきましょう!
Webサイト制作関連用語
ワイヤーフレーム
Webページのレイアウトを決めていくための設計図です。
掲載したい情報をどのように配置していくか、デザインの要素を抜きにした状態で大まかなレイアウトをワイヤー(線)やフレーム(枠)などで確認していきます。イラストにおける下書きのようなものです。
ワイヤーフレームを作成することで、ページのどの位置にどの情報を配置するか、ページ内の掲載コンテンツ量などを具体的にしていきます。
これが確定すると、そのレイアウトをベースにデザインの工程に入ります。
WordPress(ワードプレス)
CMSと呼ばれるWebサイト構築・運営システムの一種で、非常によく利用されている代表的なものです。
サイト制作後は、HTMLなどの知識がなくてもお客様ご自身でお知らせやブログの投稿などが簡単にできるように、サイトをカスタマイズしておくことが可能。
弊社では、このCMSを使用したサイト制作実績が多数あります。
サイトマップ
webサイトの企画、設計におけるサイトマップとはWebサイトがどういう構成になっているか一覧できる表などを指します。
サイトマップを作成することで、サイト制作前にどのようなページをどのような階層構造で何ページ作成するかを確認します。
※webサイトのリンク一覧ページもサイトマップと呼ぶことがあります。
SEO
ページに訪れる人を増やし、Webサイトの目的達成や成果の向上のための施策をSEO施策・SEO対策などと言います。
具体的には検索エンジンからの評価が上がるようサイト内の情報やキーワードを調整したり、信頼性を上げるためWebサイトの安全性などを見直したりなど。さまざまな対策法を講じることで、検索エンジンで検索した際の表示順位などを上げることができます。
アクセス解析
Webサイトやページに訪れたユーザーの行動を分析することです。具体的には、どのような経路や検索ワードでサイトを訪れたか、どのページに訪れてどのくらいの時間滞在したかなどの情報から有用なページやコンテンツなどを分析し、サイトや施策の改善を行います。
ユーザーのニーズなどの把握にも繋がり、ターゲット層に対して最適なアプローチを行うことができます。
一般的に、Googleアナリティクスなどをサイトに設定して、長期的にサイトの動向を確認していきます。
レスポンシブデザイン
サイトを閲覧しているユーザーの閲覧環境に合わせてサイトのレイアウトなどが見やすい形に組み変わり、最適化されるWebサイトのことをレスポンシブサイトと言います。
PCで表示している場合はPC向け、スマホで閲覧している場合はスマホ向けのレイアウトに自動で組み変わります。
サイトによってはその中間のタブレット表示向けにもレイアウトを用意する場合もあります。
バナー
リンクの設定がしてある画像です。主に広告や、webサイト内の他のページへの誘導などに使用されます。
サイトの種類
コーポレートサイト
企業の概要や、サービスの紹介、採用情報など、企業や組織に関する情報を掲載・発信するWebサイトのことです。
弊社のこちらのサイトもコーポレートサイトに当たります。基礎情報のみならず、セミナー情報やリアルタイムな活動情報などを発信していく役割を果たすことも多く、企業の名刺の役割を果たす重要な役割を担うサイトです。
プロモーションサイト
主に特定の商品やサービスの販売促進などを目的として制作されるものです。
新しいサービスを始めた時やイベント開催に向けての周知や、新商品の購買につなげたい場合など、比較的ターゲットを絞って制作するサイトです。
ECサイト
インターネット上で商品やサービスを販売する通販サイトのことです。
ショッピングサイト、オンラインストアなどとも呼ばれます。商品ページやショッピングカート、決済機能などを備えた多機能なサイトであることがほとんどです。
LP(ランディングページ)
縦長で1ページ完結型のサイトです。商品やサービスの紹介やプロモーションなどに主に使用され、注文やお問い合わせ等のアクションに結びつけることを目的とします。
検索や広告などを経由してユーザーが一番最初にアクセス(訪問)するページでもあるため、ファーストビューで訴求したり興味を持ってもらう工夫が必要となります。
Webサイトの構成に関する用語解説
Webサイトの基本的な構成に関わるプログラミング言語
Webページを生成する言語はたくさんありますが、主に使われているものをご紹介します。
HTML
HTMLは「Hyper Text Markup Language」の略で、Webページ構築のために開発された言語です。
この言語を使用して、タイトルや画像、見出しなどのページ構造をコンピュータに伝えます。
CSS
CSSは「Cascading Style Sheets」の略で、Webページのスタイルなどを指定するための言語です。
HTMLがページ構造などを定義するのに対して、CSSは色やレイアウトなど目に見える部分の装飾を定義します。
JavaScript
ブラウザ上での動きや処理などを制御するプログラミング言語です。
アニメーションなどをつけたり、ポップアップなど特殊な効果をつけることができます。
PHP
PHPは、Webページを動的に生成できる言語です。PHPをWebサイトに使用すると、表示される内容などをユーザーの動作などに応じて変化するように組み込むことが可能になります。主な例がお問い合わせフォームなどです。
Webサイトの基本的な構成の解説
ヘッダー
ページの最上部にある、ロゴやキャッチコピー、お問い合わせボタンや連絡先などが掲載される部分です。
サイトによってはスクロールしても常に見えているような仕様にしている場合も多く常に見えているため、重要なコンテンツを配置しておくことで利便性やサイトの効果が高まります。
グローバルナビゲーション(グロナビ)
他にもヘッダーナビゲーション(ヘッダーナビ)、メインメニュー、などと呼ばれます。
ヘッダーの一部として組み込まれている場合も多く、ユーザーが目的のコンテンツやページに遷移しやすいように重要なリンクを配置することでサイトのナビゲーションの役割を果たします。
スマホ版によくある、右上に配置された三本線をクリックしてメニューが出てくるタイプのものはハンバーガーメニューなどと呼ばれます。
ファーストビュー
サイトに訪れた時、ユーザーが始めて目にする領域です。
表示できるサイズはユーザーの閲覧環境にも左右されますが、トップページの上部のコンテンツなどがそれに当たり、サイトのコンセプトを伝えたり訴求において非常に重要な部分となります。
サイドバー
Webサイトのコンテンツのサイドにあるコンテンツ群を指します。
ユーザーが他のページやコンテンツにアクセスしやすいようにカテゴリー別のリンクを配置したり、訪問を促したいページのバナーを配置したりなどに活用される領域です。
フッター
Webサイトの最下層にあたる部分です。
ヘッダーなどに含まれるコンテンツを再度配置したり、コピーライトなどの必須情報が配置されることも多いです。
下層ページ
Webサイトのトップページから派生して、カテゴリーごとなどにさらに詳細なコンテンツを掲載するページのことを指します。
トップページは案内板のような役割を果たすことが多いですが、下層ページは実際にユーザーが必要としている情報などを掲載している場合が多く、情報のわかりやすさが求められます。
まとめ
Webサイト制作においてよく出てくる用語の解説をしました。
普段は耳慣れない用語なども多いかと思いますが、弊社でのWeb制作をお考えの際にわからない用語があれば、いつでもご質問ください!