ITツール導入に活用!各種補助金(新型コロナウイルス関連も含む)まとめ

このコロナ禍で、新しい働き方としてテレワークが導入されたり、ECサイトを構築して非対面型のサービスに切り替えるといった動きが急速に普及しましたね。
そんな中、従来の補助金に加え、新型コロナウイルス関連の補助金の設置が相次いでいます。
ECサイトやWebサイト制作、広告などの販促ツールの活用、ITツールの導入など、幅広く利用できるものもあるので、うまく活用しましょう。

ものづくり補助金

概要について

ものづくり補助金とは、中小企業庁による、生産性向上に資する革新的なサービス開発、試作品開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。

補助金額 100万円~1,000万円
補助率 中小事業者:1/2、小規模事業者:2/3

公募要項などの詳細はこちらでご確認ください。
 > ものづくり補助金総合サイト

「低感染リスク型ビジネス枠」について

2021年から、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、社会経済の変化に対応したビジネスモデルへの転換に向けた投資をすることを条件に、補助率が2/3になり、さらに広告宣伝・販売促進費を補助対象とした枠が設置されました。
「低感染リスク型ビジネス枠」は、通常のものづくり補助金に比べて採択される確率が高いので、挑戦してみる価値はありそうです。

小規模持続化補助金

概要について

小規模持続化補助金とは、小規模事業者が行う販路開拓や生産性向上の取組に要する経費の一部を支援する制度です。
商工会や商工会議所のサポートを受けながら、経営計画書、補助事業計画書を作成し、審査を経て採択が決定された後、所定の補助を受けます。 チラシ作成、ウェブサイト作成(リニューアル)、広告の掲載、店舗改装等の取り組みに適用されます。

補助金額 ~50万円
補助率 2/3

公募スケジュール

・第5回受付締切:令和3年6月4日(金)
・第6回受付締切:令和3年10月1日(金)
・第7回受付締切:令和4年2月4日(金)

公募要項などの詳細はこちらでご確認ください。
> 小規模持続化補助金ホームページ

「低感染リスク型ビジネス枠」について

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、⽣産プロセスの導⼊等の取組、及びその取組に資する感染防⽌対策への投資を⽀援する枠が設置されました。
通常枠と比べて補助上限が100万円、補助率3/4に上がっています。
ただし、緊急事態措置が実施された月のうち、いずれかの月の月間事業収入が2019年又は2020年の同月と比較して30%以上減少した事業者と条件があります。

公募要項などの詳細はこちらでご確認ください。
> 小規模事業者持続化補助金 <低感染リスク型ビジネス枠>

公募スケジュール

・第1回受付締切:2021年 5月12日(水)
・第2回受付締切:2021年 7月 7日(水)
・第3回受付締切:2021年 9月 8日(水)
・第4回受付締切:2021年11月10日(水)
・第5回受付締切:2022年 1月12日(水)
・第6回受付締切:2022年 3月 9日(水)

IT 導入補助金

概要について

IT導入補助金は、経済産業省が実施する、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールの導入を支援する補助金です。補助対象はソフトウエア費、導入関連費等とされていますが、あらかじめ認定された事業者とITツールにしか適用されませんので注意が必要です。

補助金額 30万円~450万円
補助率 1/2

 > IT導入補助金2021

公募スケジュール

・第2回受付締切 7月30日(金)

「低感染リスク型ビジネス枠」について

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、テレワーク導入や業務改善の費用について支援するものです。補助率が最大2/3、450万円に拡充されています。
また、PC・タブレット等のハードウェアにかかるレンタル費用も補助対象となります。

公募要項などの詳細はこちらでご確認ください。
> IT導入補助金「低感染リスク型ビジネス枠」

公募スケジュール

・第2回受付締切:7月30日(金)

事業再構築補助金

概要について

事業再構築補助金とは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、中小企業の思い切った事業再構築を支援するものです。
申請前の直近6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少している等の条件があります。

補助金額 100万~1億円
補助率 1/3〜2/3

公募スケジュール

・第1回受付締切:2021年 5月 7日(金)
・第2回受付締切:2021年 7月上旬(予定)

公募要項などの詳細はこちらでご確認ください。
 > 事業再構築補助金ホームページ

「緊急事態宣言特別枠」について

2021年1月の緊急事態宣言によって影響を受けた事業者に対して、早期の事業再構築が必要として「緊急事態宣言特別枠」が設けられました。緊急事態宣言特別枠では、通常枠と比べて補助率が引き上げられます。中小企業の場合、通常枠の補助率は2/3ですが、緊急事態宣言特別枠では3/4となります。

まとめ

いかがでしたか。
補助金は申請の手続き書類が煩雑だったり、条件が厳しかったりと大変ですが、うまく利用できれば事業にかかる経費をぐんと減らすことができます。弊社では、各種補助金を利用するにあたって、納期や金額のご相談に乗ったり、アドバイスもさせていただきますので、何か気になることがあればぜひ一度ご相談くださいね。