どうやって選べばいいの?主要ECカートシステムの特徴をご紹介します。
※2023年6月時点の情報です。各カートの仕様は変更となる場合があります。
初めて通販サイトを立ち上げようと思った場合、ほとんどの場合「ECカートシステム」というものを利用します。
ECカートシステムとは、あらかじめ通販サイトに必要な機能などのシステムが構築されているソフトウェアで、これをサービスとして提供している会社と契約して導入することで、高額な費用をかけた大掛かりなシステム開発等を行わずに比較的安価でECカートを立ち上げることができます。
多くの通販サイトでは、これらのECカートシステムをベースに通販サイトが制作されています。
ECカートシステムは様々な会社により提供されていてそれぞれに特徴があるめ、自分の立ち上げたい通販サイトに合わせて慎重に検討することが必要です。
今回は、多くのECカートシステムの中でも特徴的なものを3つ紹介していきます。
Contents
Shopify
https://www.shopify.com/jp/free-trial/3r-newh/
2023年6月現在世界で最も利用されている、カナダ発のECカートシステムである「Shopify」。
その理由は、低コストから導入できるという敷居の低さと、それでいて非常に多機能で多言語・多通貨にも対応可能であり越境向きでもあるという点です。
Shopifyの大きな特徴は、「アプリ」という拡張機能を使って元々の機能から必要な機能を自由に拡張することができる点です。
無料のものもありますが、機能に制限がある場合もありますので注意しましょう。
特徴
メリット
・低コストから始められる
・海外対応しやすい
・アプリを使用した拡張性が高い
・ECモールとの連携等も可能
デメリット
・国産ではないため、日本語でのサポートには時間がかかることがある
・機能によっては、機能追加が有料である場合がある
どんな通販サイトに向いてる?
・まずは低コストから始めてみたい場合
・海外展開(多言語対応)を考えている場合
・ショップの規模を拡張する予定がある場合
・Amazonや楽天など販売経路との連携を考えている場合
Makeshop
国産カートで豊富な機能・カスタマイズ性を持った人気のECカートシステムの「Makeshop」。
日本の企業によるサービスのため、サポートも迅速で安心できます。導入実績も多く、非常に豊富な機能が標準装備されています。
特徴
メリット
・カートを契約をすると使える標準機能が非常に豊富
・カスタマイズ性が非常に高く、オリジナリティのある通販サイトが作れる
・サポート機能が充実している
デメリット
・他のカートと比べると固定費用が高め
・高機能な分知識がなければ使いこなせない場合がある
どんな通販サイトに向いてる?
・通販サイトに必要な機能をはじめから備えたカートが使いたい(ポイント機能など)
・商品数などが比較的多く、中規模以上の通販サイトにする予定
・迅速・丁寧なサポートを求めている。
BASE
近年CMなどの広告に力を入れてきたおかげで知名度が上がりつつある「BASE」。
なんと初期費用・月額費用0円で始めることができ、BASEを通して売買が成立した時にBASEの決済手数料やサービス利用料等が差し引かれる仕組みのため、個人運営などでショップの規模が小さく「本当に商品が売れるのか不安」「固定費用が上回ってしまわないか」などの不安がある方にとって気軽にショップ立ち上げができるサービスであると言えるでしょう。
特徴
メリット
・初期費用、固定費用がほぼ0円
・PCスキルがなくても使いやすい
・専用アプリを通してショップを知ってもらう機会が作れる
・Instagramとの連携に強い
デメリット
・売上に応じて手数料などが増える
・サイトの自由度が低い(フリーページの作成ができない)
・月額500円を払わないと、BASEロゴが消せない
どんな通販サイトに向いてる?
・立ち上げにお金をかけずに始めてみたい場合
・固定費をかけずに小規模なサイトを運用したい場合
・売りたい商品数が少ない場合
まとめ
今回はECカートシステムの「Shopify」「Makeshop」「BASE」をピックアップし、解説しました。
これら3つの他にも、さまざまな特徴を持ったECカートが存在します。自分の立ち上げたい通販サイトの規模感や商品、求める機能などからしっかりと検討していきましょう。
弊社での通販サイト制作をご検討の際は、ご希望の通販サイトにあったECカートシステムのご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。