SEO対策の基礎知識(外部対策編)
さて、SEO対策において、他サイトからのリンクが一つの目安となりますが、具体的にはどのようなリンクがGoogleから評価されるのでしょうか。
昨年話題になったSEOコンテンツで『グーグルのリンク評価20の原則』というものがあります。一部、抜粋してご紹介しましょう。
Contents
人気が高いページからのリンクほど、強力な票になる
獲得する被リンクが多ければ多いほど、そのページに付与されるページランクの指標が高くなります。
また、より高いページランクのサイトからのリンクは、その分評価が高くなります。
独自のメインコンテンツの「中」にあるリンクは、サイト共通部分のリンクより大きな価値を引き渡す
同じページ内にあるコンテンツやリンクでも、「サイドバー」「ヘッダー」「フッター」などのいわゆるテンプレート的な部分よりも、ページ内の本文領域に配置されているコンテンツやリンクの方がより重視されます。
つまり、他サイトからリンクを貼る際には、フッターやサイドバーではなく、なるべく本文からリンクを貼りましょう。
メインコンテンツの上部にあるリンクほど、強力な票になる
Googleは、本文領域の中でも、より上の方に位置しているリンクに、より大きな重み付けをしていると言われています。これはつまり、本文の上の方のリンクの方が、下の方にあるリンクよりもより多くの集客があるという根拠に基づいています。(2012年の特許より)
通常の考え方としても、より上にあるリンクの方がより発見されやすく、クリックされる確率が高いので、当然とも言えるでしょう。
関連性の高いアンカーテキストを含むリンクは、より大きな価値を引き渡すことがある
関連性の高いアンカーテキストの価値向上を提案しているGoogleの特許には、「テーマから外れているアンカーテキストや無関係のアンカーテキストは、価値を落とすか、あるいは一切無視する」と書かれています。(2012年の特許より)
つまり、リンク先の内容に全く関連性のないテキストから貼られるリンクよりも、リンク先の内容に関連性のあるテキストから貼られるリンクの方が、より大きな価値を持つということです。
つまりリンク先の内容に全く関係がないような、たとえば過激な文章や人の感情を煽るようなテキストからリンクさせても、意味がありません。リンクテキストは、必ずリンク先のサイトに関連性のある内容にしましょう。
これまでリンクしてくれたことがないドメイン名からのリンクは、すでにリンクしてくれているサイトからのリンクよりも重要である
検索エンジンは、リンクの多様性を評価しています。
同じサイトからたくさん貼られたリンクよりも、様々な異なるサイトから貼られるリンクの方が価値があります。
他サイトからのリンクは、サイト内リンクより影響力が強い
これは当然とも言えますが、サイト内リンク(自社のサイトから貼られるドメインが同じのリンク)よりも、他サイトから貼られるリンクの方が、他者からの評価になるので、より価値があります。
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全部で20項目ある原則の中から、一部をご紹介しました。
もっと知りたい方は、ぜひ参照元コンテンツを探して読んでみてください。
上記の原則を踏まえると、被リンク対策と言っても、一昔前のような「関連のないサイトから」「大量に」「無作為にリンクを貼る」行為が、決してランクの上昇に繋がらないことがお分かりかと思います。
エールデザインでは、適切なリンクの取得方法や、あなたのサイトの順位を安全にランクアップさせる方法をお教えします。ぜひ一度ご相談ください!