どんな種類があるの?何がおすすめ?ブラウザの違いについて解説します。

ブラウザとは?


ブラウザ(Webブラウザ)は、インターネットを介してWebサイトをパスコンやスマートフォンなどの媒体に表示し閲覧するためのソフトウェアのことです。
現在弊社のWebサイトを閲覧するために使用されているソフトウェアが、まさにブラウザにあたります。

ブラウザの由来

ブラウザの語源は英語の「browse(ブラウズ)」で、「閲覧する」「ざっと見る」「拾い読みをする」などの意味があります。
その意味の通り、ブラウザにはインターネット上の膨大なWebページからユーザーが閲覧したいページを拾い上げて表示させるという機能を持っています。

ブラウザの仕組みと役割

ソースコードの読み込み、ページの表示

Webページを構成するHTMLなどのプログラミング言語で構成されたソースコードを読み込み、見やすい表示として表示するのが最も重要な役割です。

様々なサービスのプラットフォーム

近年のブラウザは、Webページを表示するだけが役割の全てではありません。
 

主要ブラウザとその違い

Google Chrome(グーグルクローム)


ITの最大手、Googleが開発したWebブラウザです。比較的最近の2008年にできたブラウザですが、世界・国内共にトップのシェアを誇っています。また、豊富な拡張機能があり便利な機能を好みで追加することができます。
難点としては、メモリを多く使用するため他のソフトを同時に使用すると動作が重く感じられることがあります。

Google Chromeの特徴

・各ブラウザの中で最も表示がスムーズとされている。
・拡張機能が充実している。
・Googleが開発しているため、Googleに関連したツールが利用しやすい
・Chrome使用中は他のソフトの動作が重くなることがある。

Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)


Microsoft社が、IE(※後述)の後続として開発したWebブラウザです。提供開始は2015年からで、最近のものとなっています。
他のブラウザや、スマホやタブレットでの表示前提のWebサイトとの相互運用性が重視されているのが特徴です。
また、CortanaというAIが搭載されており、Windowsパソコンとの相性が良いです。

Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)の特徴

・相互運用性の重視
・書き込み機能やリーディング機能
・AIの搭載

Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)について


通称IEと呼ばれるWindowsの標準ブラウザです。1995年に提供開始され、インターネットの黎明期にはトップのシェアを誇っていました。
しかしセキュリティ問題や最新技術の対応に追われ、Microsoftからは上記の通り新しい標準ブラウザが提供されるようになりました。
Internet Explorerのサポートは2022年6月15日に終了しています。

Safari(サファリ)


Apple社が開発した、macOSとiOSの標準webブラウザです。Apple製品ユーザーは、そのままこのブラウザを使用している場合が多いです。
MacOS、iOSにおいて高速のパフォーマンスとバッテリー持ちの良さなどを発揮します。

Safari(サファリ)の特徴

・macOS,iOS環境における高速ブラウジング
・拡張機能が使用可能

Firefox(ファイアフォックス)


Mozilla社が開発してWebブラウザです。2004年に提供が開始されました。
アップデートサイクルが比較的早いため、新しい技術や機能に興味がある技術者などにおすすめのブラウザです。

Firefox(ファイアフォックス)の特徴

・アップデートサイクルが早いため、新技術や機能の取り入れが早い
・テーマや拡張機能が豊富
 

おすすめのブラウザはChrome!


特にパソコンやスマートフォンの初心者の方を含め最もおすすめなブラウザはChromeです。
操作がシンプルで、シェア率が非常に高いため様々なWebサイトやサービスがChromeでの表示を視野に入れて開発されている場合が多く、不具合も少ないため初心者の方もストレスフリーで使用することができるでしょう。

また、便利な拡張機能も多く用意されていますので、機能面で物足りないことがあればそれを補ってくれる拡張機能がないか検索し、導入してみるのもおすすめです。

ただし、MacやiPhoneなどのApple製品のユーザーの場合は、敢えてSafari以外のブラウザを使用しなくても問題ありません。
 

すぐに使えるブラウザをいくつか用意しておくと安心


ブラウザによっては表示が異なったり、特有の不具合が起きたり、Webサイトやサービスが対応していないことがあります。
そういった際に代わりに使用するサブのブラウザを、お気に入りのブラウザとは別にあらかじめインストールしておけば困った時もすぐに別のブラウザで試せますので安心です。
 

まとめ

ブラウザについて解説いたしました。
おすすめの紹介なども行いましたが、実際にいくつかブラウザを使用してみて、自分にとって最も使いやすいものを探してみることをおすすめします!